サビのコード進行についてごちゃごちゃ書いたコト、運指見ながらちょっと考えてみた。
ディグリーネームに書き換えた進行をもとに、原曲のAメジャーからCメジャーに転調させて、黒い鍵盤減らして考えてみようのコーナー。
その1.メロが半音あがってるとこ
1番サビの進行その1
サビに来る女声パートのメロの一部を半音上げているところ。コード進行にも変化あり。進行としては
ⅣM7 / Ⅲm7 / Ⅱm7→Ⅲ / Ⅵm7→IV#m7(♭5)
1小節ごとに1音ずつ下がっていく展開で、2小節目の音がマイナーかメジャーかによって3、4小節目の展開の仕方が変わっていく。
へいそくかんのー
しょうたいだってー
きっとき
づいてい
るーはー
ずー
対・2番サビの進行
ⅣM7 / Ⅲ7 / Ⅵm7 / Ⅳm7→Ⅰ7
2小節目の頭の「ソ」の音を半音上げて「ソ#」にし、ちょっと締め付けるようなメロディに変えてる。コードとしては次の展開がⅢm7のところをⅢ7に代えてる。「ソ」の音が「ソ#」になってるわけだ。
さらにそこから3、4小節目の展開がガラッと変わる。メロディは同じなのに締め付けからの広がりが感じられる展開。
このきーせつのー
けつまつだってー
Em7がE7に、マイナーが取れているのに、聞こえ方は切ない展開なの面白い。「ド」に対する「ソ#」という関係がブルージーなのかな?わからん。ふしぎ。
その2.大サビのクライマックスの違い
1番のサビの進行その2
転調で目くらまされてるけど、ここはメロディは変えずに進行が違ってる。1番2番は共通の進行で、オーソドックスな4321進行っていうのかな。
ⅣM7 / Ⅲm7 / Ⅱm7 / ⅠM7
ゆーだちをーおう
よーにーよるがー
まどのそとをみた
しーていくー
そのまま下がっていくだけ。らくちん。わかりやすい。
対・大サビのラスト
IV#m7(♭5) / Ⅳm / ⅠonⅢ / Ⅵm7
出だしが半音上のコードからクリシェして落ちていく展開。ラストに向けて転がっていきつつ終わりに向かう感じが出ててかっこいい。
ゆううつをーとばす
よーにーかぜがー
なつのさきにかけ
だしていくー
ⅣM7とⅣ#m7-5て、ルートが半音なだけであとの構成は一緒なんだなぁ…。・・・あ!そうか!だからこれがトニックの代理になるってコトなのか。・・・なのか???w
3.ブレイクの作り方
これは単純に進行のさせ方が気になったからまとめとくだけ。
Ⅰ → Ⅰaug / ⅣM7 → Ⅳm / Ⅲm7 → Ⅱ#9 / Ⅱm → Ⅲm → Ⅳ → Ⅳ#m7-5 / ⅣonⅤ
クリシェで登っていきながら、締め付けて開放し、拍でコードを崩しながら、次の展開へつなげるイメージのコード展開。…自分にしかわかんない書き方だなぁ…w。
(ウン)とお
いーなつー
が(ウン)とけ
だーすよおー
な(ウン)なま
ぬーるういーか
しーじまーあにー
4小節目の前半でレ、ミ、ファ、ファ#とまたさらにクリシェしてあがっていくの面白い。Bメロはつまりずーっとコードが昇っていってるんだね。盛り上げてるんだなぁ。あ。最後のFはonGです。なのでレ、ミ、ファ、ファ#、ソ!って感じだね。